うつ病に関して
こんにちは！
茂原ひまわり整骨院です。
今回はうつ病に関してお話ししていこうと思います。
うつ病はさまざまな精神的・身体的症状が現れることのある病気で、気分障害のひとつです。
気分障害は大きく「うつ病性障害（単極性うつ病）」と「双極性障害（躁うつ病）」に分けられ、
いわゆる「うつ病」は「うつ病性障害」のなかの「大うつ病性障害」のことと分類・定義されています。
精神症状として意欲がなくなる、気分が落ち込む、悲観的に考える、集中できない、不安・イライラする等がほとんど毎日みられることが特徴で
仕事でミスが増える、外見・服装を気にしなくなる、飲酒量が増える、自傷・自殺企図といった行動につながることもあります。
身体的症状としては睡眠障害、食欲・性欲減退、頭痛、耳鳴り、味覚障害、下痢・便秘、生理不順等が現れます。
また、肩こり・腰痛・背中の張りなどの症状が現れることもあり、当整骨院へご相談いただくことがございます。
うつ病がなぜ、どのように起こるかについてはまだよくわかっていませんが、
脳の神経細胞でやりとりされている神経伝達物質（セロトニン・ノルアドレナリン・ドパミン）のバランスの乱れが関係している可能性があると考えられています。
また、うつ病になりやすい気質（生真面目、完璧主義、自分に厳しい性格、凝り性、気を遣う等）や、うつ病を引き起こすきっかけとなるストレス・環境変化
（いじめ、受験や仕事での失敗、失恋・離婚、親しい人との死別、結婚・妊娠・出産、進学・就職・昇進、家の新築・引越し等）があり、
それらが組み合わさることでうつ病が起こると考えられています。日本におけるうつ病の生涯有病率は6.7％（15人に１人）で
性別では女性のほうが男性よりも1.6倍多いといったデータがあり、決して珍しい病気ではなく誰でもかかる可能性があります。
治療をしないと他の病気と同様に症状が次第に悪化していきます。また、状態が悪くなってから治療を始めても治療の成果が上がりづらく
治療期間が長くなる傾向があります。うつ病自体が「気の持ちようだ」と捉えられていた時代もありましたが、現在では適切な治療が多数確立されており、精神論で治るものではないという認識が広まってます。
うつ病かなと思ったら、精神科・心療内科・メンタルクリニック・こころのクリニック等でなるべく早くに受診・治療することが大切です。
うつ病治療の四本柱は「休養」「環境調整」「薬物治療」「精神療法」、その他にも様々な治療法があり、これらを組み合わせて治療が行われます。
肩こり・腰痛・背中の張りといった症状には当整骨院での対処療法として手技療法・運動療法・物理療法が可能です。
また、頭蓋骨調整により精神安定を図る治療法も有効です。
うつ病と診断を受けてから回復するまでには時間がかかることが一般的です。期間は患者様により様々ですが、過程の目安として
1.急性期（約３か月程度）2.回復期（４～６か月程度）3.再発予防期（１～２年）の三段階で分けてじっくりあせらず取り組むことが肝要とされています。
うつ病でお悩みの方でお身体の方にも症状が出ている方は一度当院に相談に来てみてはいかがでしょうか？
皆様のご連絡お待ちしております！
ご予約優先
0475-36-2830
月・火・水・金 9：00～13：00 16：00～20：00
木・土 9：00～13：00
千葉県茂原市道表8-19 道表プラザ1F
茂原ひまわり整骨院
