むち打ち(ムチウチ)症・交通事故治療～むち打ち・交通事故治療・頭痛・骨盤矯正なら茂原市で評判の茂原ひまわり整骨院まで～
本日は一般的に【むち打ち】と呼ばれる詳しいお話をさせて頂きます。
交通事故などによる衝突の衝撃で、頚部がムチの様にしなり、筋肉や靭帯、椎間板【ついかんばん】、血管、神経などの軟部組織が損傷されるものをいいます。また車輌間以外の衝突事故やスポーツ活動（スノーボード・スケートなど）、日常生活中のしりもち、ジェットコースターなどでも、むち打ち損傷症状がみられることがあります。
一般的に【むち打ち】と呼ばれるものは病名ではなく、症候名（症状）です。専門的には頚椎捻挫【けいついねんざ】、また様々な症状がみられることから【外傷性頚部症候群】（がいしょうせいけいぶしょうこうぐん）などとも呼ばれます。
初期は衝撃により急激に引き伸された組織が炎症（熱や腫れ）を起こし、痛みが出現します。痛みの持続は交感神経を緊張させ、血管収縮による血流の減少や組織のむくみを引き起こします。この結果、筋肉は硬く収縮（凝りやハリ感）した状態となり運動制限を伴うほか、周囲を通る神経経路に影響を与え、シビレや冷え感等の神経症状が出現することもあります。
むち打ち損傷の病態は大きく次のようなタイプに分類されますが、実に複雑でその症状もさまざまです。
１. 頚椎捻挫型【けいついねんざ】：頸・肩・背中の痛みや倦怠感、凝り感
２. 脊髄損傷症状型【せきずいそんしょう】：上肢・下肢の筋力低下、上肢の知覚障害やシビレ感
３. 神経根損傷型【しんけいこんそんしょう】：腕の痛みやシビレ感、前胸部・肩甲部痛
４. 頚部交感神経刺激症状型＝※バレ・リュー症候群：頭痛のほか、耳鼻咽喉科的症状（めまい・耳鳴り・難聴・喉のつまり感・飲み込みにくさ）、眼科的症状（かすみ・疲れ・視力低下）など
また自律神経に変調をきたした状態では、内科・循環器的症状（動悸・息切れ・四肢冷感・食欲不振・悪心・胃重感・腹痛・便秘）や、心療内科・精神科的症状（不眠、思考能力低下、集中力低下、やる気の低下、記憶力の低下、うつ症状）などがみられるケースもあります。
どの病態も同様ですが、特にむち打ち損傷の場合、症状が多岐にわたり易く、長期化しやすい傾向があることから受傷直後は必ず医療機関での適切な診察、検査を受ける必要があります。
頻度しては稀ですが、脊髄より出てくる神経の根元の部分が損傷し、腕の痛みや痺れが出現する神経根損傷型や、脊髄自体が損傷し手足の神経が麻痺する脊髄損傷型、また中には※外傷性低髄液圧症候群【がいしょうせいていずいえきあつしょうこうぐん】と呼ばれるような病態もあり、これらは専門医による早急な対応が必要となります。
難しい話になってしまいましたね・・・(笑)
まとめると・・・治療は早くして自分に合った治療院を探す事です！！！
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